『CLANNAD -クラナド- 光見守る坂道で 上巻/下巻』は、2010年にプロトタイプからPlayStation Portable向けに発売されたビジュアルサウンドノベルで、2021年にはNintendo Switch向けに上下巻を統合した完全版が発売された作品です。
本作は、恋愛アドベンチャーゲーム『CLANNAD』のスピンオフにあたる短編集で、原作のシナリオライター陣(麻枝准、魁、涼元悠一、丘野塔也)が執筆した全16話の短編小説を原作としています。プレイヤーは、岡崎朋也やヒロインたちの過去や日常を、各話ごとに異なる視点から読み進めることになります。選択肢のない読み切り形式で構成され、原作では描かれなかったキャラクターの内面や関係性を深く掘り下げていきます。
イラストはごとPが担当し、原作の雰囲気を踏襲した美麗なビジュアルが物語を彩ります。音楽は『CLANNAD』本編のBGMを使用し、原作と同じ声優陣によるボイスが臨場感を高めます。Nintendo Switch版では上下巻を1本にまとめ、HD画質とタッチ操作に対応するなど、より快適な読書体験が可能となっています。
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