『山田悠介ワールド「パズル -ぼくらの48時間戦争-」』は、武装集団に占拠された名門進学校を舞台に、人質となった教師や生徒を救うために命がけのミッションに挑むサバイバル・アドベンチャーゲーム。2009年11月26日に角川書店からPlayStation Portableで発売されました。
本作は、中高生から絶大な支持を集める作家・山田悠介氏のベストセラー小説『パズル』を原作としたゲーム化作品です。物語は、謎の武装集団によって学校が占拠され、校舎内に隠された2000個のパズルのピースを48時間以内に探し出さなければならないという極限状況から始まります。2006年に発売されたニンテンドーDS版とは異なり、PSP版ではシステムを一新。「ザッピングシステム」を導入し、複数の生徒たちの視点を切り替えながら探索を進めることで、事件の裏に潜む人間模様や謎を多角的に解き明かしていきます。
ゲーム進行は、校内を探索してピースを集めるだけでなく、選択肢によって物語が分岐するマルチシナリオ形式を採用しています。プレイヤーの行動や、登場人物たちとの「人気度」といったパラメータによって結末が変化し、原作小説とは異なるオリジナルのエンディングに到達することも可能です。極限状態での心理描写や、犯人との頭脳戦など、小説やドラマ版とはまた違ったアプローチで描かれる「パズル」の世界を体験できる一作です。
原作者の山田悠介氏は、若者を中心に圧倒的な人気を誇るサバイバルホラーの第一人者です。彼の作品に共通する「理不尽なルール」と「デスゲーム」の原点を知るには、やはり原作小説を読むのが一番です。ゲーム版ではシステム化された探索の恐怖や、キャラクターたちのより詳細な心理描写、そして衝撃的な結末が待っています。ここでは、多くの読者を惹きつけた原作小説(文庫版)を紹介します。
パズル [文庫]













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