『雨格子の館 Portable 一柳和、最初の受難』は、PSPで発売された本格派推理アドベンチャーゲーム。PS2で発売された「一柳和の受難」シリーズの1作目『雨格子の館』の移植作。

重要なキーワードを含む情報に効果音が付く「イージーモード」や、2周目以降にある条件を満たすと現れる追加シナリオなどの要素が追加された。

ストーリー

ごく平凡だが不幸・不運の類に見舞われやすい大学生 一柳和は、夏休み中のバイト先が火事で全焼するという不運に見舞われ、帰宅がてら山道をドライブしていた所、大雨に遭って道に迷ってしまう。
和は山中に洋館を見つけ、雨宿りさせてもらおうと洋館の入り口を探していたが、そこで死体らしきものを発見し、気絶してしまう。
次に和が目を覚ますとそこは洋館の中で、「帽子屋」と名乗る覆面脚本家が手掛けた映画撮影のために俳優たちが集められていた。
俳優同士の相談の結果、和を一晩泊めてくれることとなったが、和が先ほど見たはずの死体は跡形もなく消えていたのだった。

一柳和の受難シリーズ作品

【PS2】雨格子の館
【PS2】奈落の城 一柳和、2度目の受難

【PSP】雨格子の館 Portable 一柳和、最初の受難
【PSP】奈落の城 Portable 一柳和、2度目の受難
【PSP】氷の墓標 一柳和、3度目の受難