『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2009』は、ウイイレシリーズの第13作目として、複数のプラットフォーム向けに展開されたサッカーゲームです。本作では、UEFAチャンピオンズリーグの公式ライセンスを取得し、欧州最高峰の大会を忠実に再現したモードが搭載されています(※PS3版のみ対応)。また、選手個人のキャリアを体験できる「ビカム・ア・レジェンド」モードが新たに導入され、オリジナル選手を育成しながらプロサッカー選手としての道を歩むプレイが可能となっています。

操作体系は前作から見直され、左スティック中心のアクション操作により、より直感的なプレイが実現されています。AIの強化により、選手の動きや試合展開もリアルさを増しており、フェイントやパス操作もスムーズに行えるようになっています。さらに、PS2版とPSP版ではセーブデータの共有が可能であり、マスターリーグなどの進行状況を両機種間で連携させることができます。

収録チームは、代表・クラブともに多数登場し、FIFProおよび各国協会のライセンスに基づいた実名選手が使用可能です。実況はジョン・カビラ氏、解説は北澤豪氏、ピッチレポーターにはフローラン・ダバディー氏が登場し、臨場感のある試合演出が施されています。なお、Wii版は『ウイニングイレブン プレーメーカー2009』として別タイトルで展開されており、操作性やモード構成が異なります。