『インテリジェント ライセンス2』は、紙と鉛筆による従来の知能テストとは異なる視点から、プレイヤーの「実用的知能指数(PQ)」を測定することを目的に開発された3Dパズルアクションゲームです。舞台となるのは、無機質でサイバー空間のような仮想のテスト施設。プレイヤーはアバターとなるキャラクターを操作し、目の前に立ちはだかる様々なギミックを解き明かしてゴールを目指します。知識の量ではなく、直面した課題をいかに効率的に解決できるかという、実生活にも通じる柔軟な思考力が問われるストイックな世界観が展開されます。

ゲームの中核は、空間認識能力と論理的思考をフルに活用してキャラクターを導くパズルアクションです。ブロックを押したり引いたりして階段を作り、レーザーやベルトコンベアなどの障害物を避けながら最短ルートを構築していきます。クリアまでの「歩数」「ブロックを動かした回数」「所要時間」が厳密に計測され、無駄のない洗練された行動をとるほど高いPQスコアが算出されます。一度クリアしたステージでも、より少ない手順を見つけ出すために試行錯誤を繰り返し、自分自身の思考が最適化されていくプロセスがプレイヤーに強いカタルシスをもたらします。

シリーズの第2弾にあたる本作では、前作で課題とされていたキャラクターの操作性が大幅に改善され、パズル思考に没頭できる快適なプレイ環境が整えられました。初期収録されている問題数が260問へと大増量されたことに加え、最大の特徴としてPSPのインフラストラクチャーモードを利用したネットワーク機能が実装されています。エディット機能で作成されたユーザー独自のステージをオンラインで共有でき、数千問にも及ぶ追加問題をダウンロードして永続的に遊び続けることが可能なプラットフォームへと進化を遂げました。

2000年代半ばにゲーム業界を席巻した「脳トレ」ブームの中で誕生したタイトルですが、その実態は極めて硬派で良質なアクションパズルゲームです。「PQ(Practical Intelligence Quotient)」という学術的なテーマを掲げ、京都大学の教授が監修を務めるなど、知育ソフトのような体裁をとりながらも、パズル愛好家を唸らせる高度なレベルデザインが評価されました。携帯機との相性が抜群に良く、ネットワーク機能によって無限の寿命を与えられた本作は、知る人ぞ知るPSPの隠れた名作として静かな支持を集めました。

インテリジェント ライセンス2

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