『GUILTY GEAR JUDGEMENT』は、2006年にアークシステムワークスからPlayStation Portable向けに発売されたベルトスクロールアクション/対戦格闘ゲームで、『GUILTY GEAR』シリーズのスピンオフ第15作目にあたる作品です。

本作は、シリーズ初の横スクロール型アクションを採用し、プレイヤーは「ソル=バッドガイ」「カイ=キスク」などおなじみのキャラクターを操作して、雑魚敵をなぎ倒しながらステージを進み、最終ボス「ジャッジメント」の撃破を目指します。ストーリーモードでは、辺境の孤島「イセネ」で発生した集団失踪事件をきっかけに、異変を察知した戦士たちが集結し、島の謎に迫る展開が描かれます。

ゲームは、□・△・○ボタンによる弱・中・強攻撃と×ボタンによるジャンプという簡略化された操作体系を採用しており、初心者でも爽快なアクションを楽しめる設計です。さらに、2人協力プレイにも対応しており、画面分割による個別スクロールで異なる移動速度のキャラでも快適にプレイ可能です。メインモードの「サバイバル」では、制限時間内に敵を倒し続けることで次のステージへ進む形式が採用され、緊張感ある戦闘が展開されます。

また、同梱タイトルとして『GUILTY GEAR XX SLASH』(PS2版の移植)が収録されており、1本で2つのゲームが楽しめる構成となっています。シリーズの入門編としても位置づけられ、格闘ゲーム初心者にも配慮された内容です。