『メガミの笑壺』は、2006年にアーテインより発売された漫才体験シミュレーションゲームです。プレイヤーは漫才コンビ「カラテスパイダー」のツッコミ担当・萬条一機となり、相方の巻村千歳とともに、漫才を通じて妖怪「へきわろ」の封印を目指すという異色のストーリーが展開されます。ゲームはツッコミのタイミングや表現を操作する「ツッコミアクション」を中心に構成されています。
本作では、通常の会話パートに加えて、漫才中に発生する「アクションツッコミ」や「フォロー」「ノリ」「たとえ」などのミニゲーム要素が多数盛り込まれており、テンポよく進行する漫才演出が特徴です。ツッコミの成否によって「キタイゲージ」が変動し、観客の反応やストーリーの進行に影響を与えます。ゲーム内には複数の巡業ステージが存在し、クリア後には「オファー」として再挑戦も可能です。
後にニンテンドーDS版『タッチで漫才!メガミの笑壺DS』や、DSiウェア版『メガミの笑壺DL』、PS Vitaダウンロード版も展開され、操作系や演出が各機種向けに最適化されました。いずれのバージョンでも、漫才とツッコミを軸にした独自のゲーム体験が提供されています。
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