『三國志VI』は、1998年10月8日にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)からPlayStation向けに発売された歴史シミュレーションゲームで、「三國志」シリーズの第6作にあたります。本作のテーマは「天の時、地の利、人の和」。天候や季節、地形、都市の立地、武将同士の人間関係といった要素が戦略に大きく影響し、従来作以上に多角的な戦略性が求められます。
都市ごとに雇用できる兵科や経済基盤(農業・商業・交易)が異なり、地理的条件を活かした戦略が重要です。登場武将は520人以上で、それぞれが夢や意見を持ち、派閥争いや進言などの人間ドラマが展開されます。戦闘は「同時プロット制」を採用し、双方が行動を決定した後に同時実行されるため、相手の動きを読む戦略性が高まっています。一騎討ちでは作戦指示も可能で、武将同士の駆け引きが熱く描かれます。
シナリオは史実・仮想合わせて7本に加え、短時間で遊べるチャレンジシナリオも7本収録。パワーアップキット版では新シナリオや一騎討ちモード、戦術シミュレーションモード、新歴史イベント、編集機能などが追加され、遊びの幅が大きく広がりました。
PSP版
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