『ころん』は、ブロックを回転させて消していくアーケード発の思考型対戦パズルゲーム。2004年12月16日にサイバーフロントからPlayStation Portableで発売されました。その後、2006年06月22日には、対戦機能の強化や新モードを追加した続編『コロコロ!! ころん』が同機種で発売されています。本作は、下からせり上がってくるカラフルなブロックを整理し、画面が埋め尽くされないように消し続けるアクションパズルです。ポップで可愛らしいキャラクターたちと、直感的ながら奥深いルールが融合し、短時間でも熱中できる携帯機に最適なタイトルとして親しまれました。

ゲームプレイは、2×2の正方形カーソルを操作し、その範囲内にある4つのブロックを左右に「回転」させることで色を揃えるシステムです。同じ色のブロックを縦・横に4つ以上繋げると消去でき、消えたブロックの上に積まれていたブロックが落下して連鎖が発生します。単に消すだけでなく、次に消えるブロックを予測して回転させ、能動的に連鎖を作り出す「アクティブ連鎖」が攻略の鍵となります。続編の『コロコロ!! ころん』では、待望の通信対戦モードが実装されたほか、詰め将棋的な「ミッションモード」や、ひたすら消し続ける「とことんモード」などが充実し、初心者から上級者まで幅広く楽しめる内容へと進化しました。

本作の独自性は、ブロックを「入れ替える」のではなく「回転させる」という操作感にあります。回転によってブロックの位置関係がダイナミックに変化するため、他のパズルゲームにはない独特の思考回路が求められます。また、対戦モードでは、消したブロックの色に応じて「操作反転」や「巨大ブロック落下」といった様々なお邪魔攻撃を相手に送ることができ、パズルの腕前だけでなく、相手の状況を見極める駆け引きも重要となります。

開発元のマジックポットは、アーケードゲームの企画・開発などを手掛けるメーカーです。本作のような「落ちもの」ならぬ「せり上げ」パズルは、『パネルでポン』などの名作にも通じる中毒性があります。パズルゲームの歴史や、連鎖の快感を追求したゲームデザインに興味を持った方は、パズルゲームの傑作選や攻略本などを読むことで、そのロジックの奥深さをより深く理解することができます。

パズルゲームの歴史 (関連書籍)

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