『闘真伝』は、2009年にタカラトミーよりWii向けに発売された対戦アクションゲームで、剣劇と武器進化を軸にした3Dバトルアクション作品です。『闘神伝』シリーズとは無関係で、完全新規の世界観が構築されています。
物語は、数十年に一度開催される武器使いの祭典「真武節〜シーズン〜」を舞台に、伝説の武器「闘真器」を操る戦士たちが最強の称号をかけて戦うというもの。主人公・シンドウ・トウジは、妹のように慕っていた少女リリスを謎の組織にさらわれたことをきっかけに、師匠ショウキから「白狼丸」を受け継ぎ、闘真器使いとして戦いに身を投じます。
ゲームは3Dフィールドを自由に動き回る形式で、ガード不可の代わりに「真速ダッシュ」や「真速回り込み」などの回避・接近技が導入され、スピーディな戦闘が展開されます。武器は意志を持ち、所有者とのリンクによって進化する仕様で、トウジの「白狼丸」は「大白狼丸」へと変化。リリスの武器は炎と氷の双短剣「ムスペルヘイム」「ニヴルヘイム」で、連続攻撃に特化しています。
登場キャラクターは豪華声優陣によって演じられ、野島健児、佐藤亜美菜、緑川光、戸松遥、中井和哉、保志総一朗、子安武人、関智一らが参加。ゲーム発売前には漫画版が『電撃「マ)王』で連載され、世界観の補完が行われました。













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