『関口宏の東京フレンドパークII 決定版 ~みんなで挑戦!体感アトラクション~』は、TBS系の人気長寿番組の世界を舞台に、Wiiリモコンを振る・指すといった直感的な操作で様々なゲームに挑むバラエティアクションです。2009年12月3日にスパイクからWiiで発売されました。
プレイヤーは番組のゲストとなり、支配人の関口宏氏や副支配人の渡辺正行氏によるおなじみの進行に合わせ、数々のアトラクションに挑戦します。収録されているアトラクションは、壁に飛びついて高さを競う「ウォールクラッシュ」や、巨大なキーボードの上を走る「ストッパーキューブリッジ」、リズムに合わせて光るボタンを叩く「フラッシングローラー」など、番組を象徴する全21種類にのぼります。セットの再現度はもちろん、観客の声援や効果音まで番組そのものの雰囲気が徹底されています。
操作面ではWiiリモコンとヌンチャクをフルに活用し、実際に体を動かしてプレイする感覚が重視されています。一部のアトラクションはバランスWiiボードにも対応しており、重心移動で「ネヴァーワイプアウト」の玉を転がすなど、番組ゲストさながらの緊張感ある体感プレイを楽しめるのが特徴です。また、Wii本体に登録してある自分そっくりの「Mii」をキャラクターとして使用できるため、より高い没入感を得られます。
最大4人までのマルチプレイに対応しており、家族や友人と協力・対戦して金メダルの獲得を目指すパーティーゲームとしての側面も持ち合わせています。番組でおなじみの従業員、ホンジャマカとの「チュチュバスターズ」での対決や、番組の最後に控える「ビッグチャレンジ」のダーツも完璧に再現。狙い通りの位置に矢を刺し、豪華賞品(アイテム)を手に入れる高揚感まで、家庭にいながら番組の醍醐味を全て体験できる構成となっています。
『関口宏の東京フレンドパークII 決定版 ~みんなで挑戦!体感アトラクション~』は、1992年から2011年までTBS系列で放送された『関口宏の東京フレンドパークII』を原作としています。豪華ゲストが巨大なセットで身体を張る構成は、日本のバラエティ番組における「体験型ゲーム」の先駆けとなりました。












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