『ヴァルハラナイツ エルダールサーガ』は、流星雨と共に魔物が現れた「エルダール」の大地を舞台に、親子二代にわたる壮大な年代記を描くアクションRPG。2009年10月08日にマーベラスエンターテイメントからWiiで発売されました。本作は、携帯機で好評を博した『ヴァルハラナイツ』シリーズ初の据え置き機向けタイトルです。人間、エルフ、ドワーフ、ハーフリング、そして東方より来訪した「アカトキ」という5つの種族が共存する世界で、プレイヤーは一人の冒険者となり、種族間の対立や魔物の脅威に立ち向かいながら、世界の命運を左右する「女神」の謎に迫ります。
ゲームプレイは、拠点となる街でクエストを受け、広大なフィールドやダンジョンを探索するスタイルです。戦闘はフィールド上の敵シンボルに接触するとシームレスに移行するリアルタイムアクションで、プレイヤーと仲間(傭兵)が入り乱れて戦います。本作最大の特徴は、物語が第1部と第2部に分かれた「世代交代」システムです。第1部のラストで主人公はパートナー(異性)を選んで結婚し、第2部ではその二人の間に生まれた子供が新たな主人公となります。親の種族や能力が子供に遺伝するため、誰をパートナーに選ぶかが後半のプレイスタイルやステータスに大きな影響を与えます。
本作の独自性は、シリーズ伝統の自由度の高いキャラクタービルドと、ハックアンドスラッシュ要素の充実にあります。職業ごとに用意された多彩なスキルツリーや、ドロップアイテムによる装備の強化など、自分だけの最強キャラクターを作り上げる楽しみがあります。Wiiならではの直感的な操作にも対応しつつ、クラシックコントローラでの本格的な操作も可能で、硬派な難易度と相まって、じっくりと時間をかけて冒険と育成に没頭できる骨太なRPGとなっています。
開発元のK2は、『天誅』シリーズなどを手掛けた実力派メーカーであり、本シリーズにおける自由度の高い育成システムは多くのRPGファンに支持されました。タイトルの由来である北欧神話の「ヴァルハラ」や、多種族が共存するハイファンタジーの世界観に興味を持った方は、北欧神話の解説書や、指輪物語などの古典ファンタジー小説を読むことで、ゲーム内の設定や種族の背景をより深く理解することができます。













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