名称 | サムライスピリッツ 六番勝負 |
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ジャンル | 2D剣戟対戦格闘 |
発売元 | SNKプレイモア |
発売日(配信日) | 2008年07月24日 |
機種 | PlayStation2(PS2) Wii |
年齢区分 | CERO B:12才以上対象 |
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『サムライスピリッツ 六番勝負』は、PS2、Wii用に発売された2D剣戟対戦格闘ゲーム。「サムライスピリッツ」シリーズ作品を複数収録したタイトル。キャラクターカラーを自由に変更できる「キャラクターエディット」や、さまざまな練習が行える「プラクティスモード」などを搭載。
収録タイトルは『サムライスピリッツ』、『真サムライスピリッツ』、『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』、『サムライスピリッツ 天草降臨』、『サムライスピリッツ零』、『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』の6タイトル。
Wii版では、Wiiリモコンを使って4匹の動物キャラクターを操作するオリジナルミニゲームも搭載
1788年の終わり頃、世界各地に異変がおきていた。原因不明の疫病、局地的な天変地異、そして、度重なる戦乱は、人々を不安と絶望に陥れるのに十分だった。
こんな混迷の世を見て微笑む者がいた。
かつて徳川幕府によって命を断たれた「彼」は、幕府への恨みのみを心に残し、暗黒の力を得て甦ったのだ。
そして「彼」、天草四郎時貞は、不気味な力を操り邪教の教えを広め、世界を破滅に導こうとしていた。
そんな災厄の時代の中、己の信念をかけて戦う者たちがいた。目的も信念も違う彼らだが、互いに引き寄せられるように出会い、闘い、そして災厄の中心へとその足を向けるのだった。
暗黒神アンブロジァを復活させんと、世界に災厄を引き起こした天草四郎時貞は1人の剣士に滅ぼされ、その存在は史実に記されることはなかった。
復活した天草に深く関わった人間の1人、覇王丸はある晩、突然の闇討ちをうける。たやすく首を取られる覇王丸ではなく、逆にその男を捕らえたのだが・・・。
男はあきらかに何者かに、それも暗黒の力に操られていた。
そして、覇王丸に向かってこう言った。「貴様の魂はいずれ奪ってやる・・・。あんぶろじぁ・・復活。」魔性の者が自分の命を狙っている。天草と同じ暗黒の影を感じとった覇王丸は、剣技の師を訪れた。覇王丸の話を聞いて師はいつになく険しい表情で覇王丸を見据えた。
「あやつには近付くでない。お前はたしかに強ぅなった。しかし、手をだすでないぞ。よいな。」
たしかに師は何かを知っている様子であったが、何も語らなかったし、覇王丸も聞こうとはしなかった。その夜、久しぶりに師と酒を酌み交わした覇王丸は夜明けを待たずして旅にでた。
口元に不敵な笑みを浮かべて。
男は、鬼と呼ばれた。男の名は壬無月斬紅郎。斬紅郎は、いつの頃からか無差別に村々を襲い、殺戮を繰り返すようになった。
斬紅郎の刃に、人々は断末魔の叫びを発し、血の海に沈んでいく。
鬼の兇行を止められる者は何処にもいなかった。
しかし、ある時・・・。
とある村で、斬紅郎は1人の赤子を殺さずに見逃した。
いや、殺せなかったというべきか。なぜ殺せなかったのか?
その真相は誰にもわからなかった。
ただ、この時以来、斬紅郎は帯刀した者のみを襲いはじめたという。
そして数年後・・・。
それぞれに志が違う12人の剣士が動き出した。
「鬼・壬無月斬紅郎」目指して。
時は1789年。
各地で冷害や洪水、大火、飢饉が打ち続く中、島原の地に不気味な城が忽然と姿を現した。その城の主の名は天草四郎時貞。
一度は魔界から復活し、野望半ばにして倒されたはずの天草四郎が、またしても現世を征服すべく蘇ってきたのだ。
島原半島を飲み込み、日に日に巨大化していく魔の城。
人々はいつしかその魔城を「天草城」と呼び、恐れながらも、救いを求め、崇めるようになったという。
しかし、それがさらなる災厄を呼び込もうとは、まだ誰も知る由もなかった・・・。
漆黒よりなお黒く、虚無の果てなる深き闇。
その渦中。
禍禍しき念が胎動を始めた。
刻まれし鼓動は、眼に映らぬ、手で触れられぬ、波となりて闇を漂い、
彷徨の果てに日本へと辿り着く
時に一七八六年
後の世に言う天明の大飢饉。
その痕跡は今なお癒えることなく、餓えた地に治まりの兆しは差さず。
各地においては、一揆や打ち壊しが後を絶たず、荒廃の一途に拍車をかける。
人々は未曾有の災厄に苛まれ、今日か明日か、いつ尽きるとも知れぬ露命を繋ぐ。
幕府の対応は一向に功を奏さず、
累々たる死屍に埋め尽くされ、死に逝く國を前に
その武将は天に吼える。
「うぬにも聴こえるであろう、國の慟哭が……
國に仇為す徳川の愚物供……うぬらの愚行、決して罷り成らぬ!
決起の刻は来たり!
我、救国の徒なりて、國賊徳川、うぬら全て灰燼に帰してくれようぞ!」
覇を唱えし武将、その名は 兇國 日輪守 我旺
「ますらおよ!
忠國の魂を抱きし、真のますらおよ!
北は蝦夷、南は琉球より、我の元に集えぃ! 我にその魂を示せ!!」
その覇気の所為か、はたまた偶然であろうか――
己が魂を刃に託し、己が身を武の道に奉げし弐拾四の兵どもが、
刻同じくして争いの渦中にその身を投ずる。
極め逝くその先は
武士道か、あるいは、修羅道か。
告
駿府御前試合之事
御前にて尋常なる仕合に臨む武辺者を素性不問にて世界各国より広く募りて候勝者には左の報奨を約束す
一、天下無双の証
一、大願の成就
一、金一千両及び米一千石
存分に剣技を尽くすもの也
徳川慶寅
その御触書は江戸を始まりとして各地をめぐり、やがて全世界に知れ渡る。
時は天明。
舞台は世界。
目指す高みは天下一。
サムライ世界大活劇、ここに開幕。
いざ、尋常に勝負せよ!
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