『ニンジャ リフレックス』は、2008年にエレクトロニック・アーツよりWii向けに発売されたアクションゲームです。プレイヤーは「師匠」の指導のもと、反射神経・動体視力・集中力・瞑想など、忍者に必要な基礎能力を鍛えるためのミニゲームに挑戦します。ゲームは6種類の修行に分類され、各修行には11段階のランクが設定されており、昇格試験を通じて一人前の忍者を目指す構成となっています。

ミニゲームには、手裏剣投げ、刀による防御、ヌンチャクでの飛来物破壊、鯉の素手捕獲、蛍取り、箸でのハエ捕獲などが含まれます。Wiiリモコンを活用した操作が中心で、直感的な体感プレイが可能ですが、モーションプラスには非対応であり、一部の操作反応に難があるとされています。最大4人までのマルチプレイに対応しており、パーティゲームとしての側面も持ち合わせています。

本作は、海外開発による「日本的忍者観」をベースにした演出が特徴で、和風テイストとユーモアが融合した独特の世界観が展開されます。日本では任天堂から発売され、パッケージやゲーム内の表現には誤解された日本文化の要素も見受けられますが、価格帯や内容から「馬鹿ゲー」として一定の評価を得ています。