『ラビッツ・パーティー』は、2006年にユービーアイソフトからWii向けに発売されたパーティーゲームで、『レイマン』シリーズから派生した「ラビッツ」シリーズの第1作目にあたる作品です。

本作では、突如地上に現れた謎のウサギ型生命体「ラビッツ」に拉致された主人公レイマンが、彼らの奇妙な試練に挑むという設定のもと、70種類以上のミニゲームに挑戦することになります。プレイヤーはWiiリモコンを使って、振る・傾ける・押すなどの直感的な操作で、ラビッツたちの奇抜なゲームに参加します。ゲームは「ストーリーモード」「スコアアタック」「マルチプレイ」など複数のモードが用意されており、最大4人までのローカル対戦が可能です。

ミニゲームは、ダンス、射撃、障害物競走、バランス取りなどジャンルが多岐にわたり、ラビッツの奇行やユーモアが随所に盛り込まれています。プレイヤーはゲームを進めることで、ラビッツのコスチュームや映像などのコレクション要素をアンロックでき、繰り返し遊ぶ楽しさも備えています。以降のシリーズ作品では、ラビッツが主役となり、レイマンとは独立した展開を見せるようになります。