『テトリスワールド』は、従来の「テトリス」に加えて複数の新ルールを収録した作品です。基本的な落ち物パズルのルールはそのままに、「インフィニティ」システム(ブロックを回転・移動し続ける限り固定されない)、テトリミノの出現補正(7種類のブロックが均等に出現する仕組み)など、後のシリーズ標準となるガイドライン仕様が初めて導入されました。

収録モードは「クラシック」に加え、フュージョン、カスケード、ホットライン、スクウェア、スティッキーといった多彩なバリエーションがあり、従来のテトリスとは異なる遊び方を提供しています。特に「ホットライン」では特定のラインを消すことが目的となり、「スクウェア」では四角形を作ることで得点が入るなど、独自のルールが特徴です。

ただし、スコア表示がなく「レベル」「ポイント」「時間」だけが表示される仕様や、ブロック固定の猶予時間が長すぎる点などがシリーズファンから不評を買い、海外レビューでは「テトリスの名を汚した」と評されることもありました。

『テトリスワールド』は欧米では2001年にPC、PS2、Xbox、GC、GBAで発売され、日本ではサクセスが移植を担当しました。世界標準ルール「テトリス・ガイドライン」の初導入作として、後のシリーズに大きな影響を与えた作品です。

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