『新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ』は、2005年7月28日にコナミより発売されたゲームボーイアドバンス用のアクションRPGです。『ボクらの太陽』シリーズ第3作にしてGBAでの最終作であり、太陽センサーを活かした独自のゲーム性と、兄弟の宿命を描く重厚なストーリーが融合した集大成的作品です。開発は小島プロダクションが担当。
物語は、太陽の街「サン・ミゲル」での勝利の後、何者かに封印された主人公ジャンゴが、太陽の使者「おてんこさま」と共に復活し、再び闇の一族「イモータル」との戦いに挑むところから始まります。最大の敵は、かつて共に戦った兄・サバタ。彼が復活させようとする破壊の獣「ヴァナルガンド」を巡り、ジャンゴは太陽を守るための戦いに身を投じます。
ゲームは、太陽センサーを活用したリアルタイム太陽エネルギー管理が核となっており、太陽銃「ガン・デル・ソル」の使用や、パイルドライバーによるボスの浄化などに影響を与えます。新要素として、棺桶バイクによる横スクロール移動ステージや、ジャンゴが「ソルジャンゴ」「ダークジャンゴ」に変身するトランスシステムが導入され、戦略と爽快感が大幅に強化されています。
また、武器は「太陽銃」と「ソード」の2系統に集約され、ソードは5種のカテゴリ(直剣・曲剣・刀・長剣・大剣)に分かれ、連続技や属性効果を持つものも存在。装備やバイクのカスタマイズ、図書館での任務、ぬいぐるみ収集など、やり込み要素も豊富です。さらに、『ロックマンエグゼ6』との通信連動や、ガリガリ君とのコラボといったユニークな外部展開も話題となりました。
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