『わがまま☆フェアリー ミルモでポン! 謎のカギと真実のトビラ』は、妖精界に隠された“記憶と運命”を解き明かす探索型ファンタジーアドベンチャー最終章です。
本作は、篠塚ひろむ原作の人気漫画『ミルモでポン!』を題材にしたゲームボーイアドバンス専用タイトル第5作で、2004年12月9日にコナミより国内発売されました。シリーズ最終作にあたる本作では、ミルモたちが「記憶の扉」と呼ばれる謎の空間に迷い込み、妖精界の過去と未来にまつわる“真実”を探る物語が展開されます。
ゲームは「探索」「会話」「ミニゲーム」「記憶解放イベント」の4軸で構成されており、プレイヤーはミルモを操作して各地を巡りながら、封印された記憶の断片を集めていきます。登場キャラはミルモ、ムルモ、リルム、ヤシチ、ワルモ団など原作準拠のメンバーに加え、記憶の番人・トビラの精霊たちなどゲームオリジナルキャラも登場。
本作では、過去作のセーブデータを引き継ぐことで一部イベントが変化する連動要素も搭載。また、特定の条件を満たすことで「真実のトビラ」が開かれ、エンディングが分岐するマルチエンディング仕様となっています。ミニゲームはシリーズ最多の種類が収録されており、アクション・タイミング・記憶・反射・運試しなど、ジャンルの幅も広め。「このミニゲーム、もはや別ジャンルでは…?」と感じるほどの作り込みです。
グラフィックはGBA後期水準で、背景演出やキャラアニメーションも丁寧。音楽はシリーズの定番BGMに加え、最終章らしい荘厳な楽曲も追加されています。
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