『戦闘員 山田はじめ』は、悪の組織の末端戦闘員として世界征服活動に従事するミッションクリア型アクションゲーム。2004年10月21日にキッズステーションからゲームボーイアドバンスで発売されました。

プレイヤーは普通の少年から「ボツカン帝国」の戦闘員にされた主人公・山田はじめを操作し、街中で破壊活動を行ったり、一般市民を襲ってアイテムを奪ったりして「被害総額」のノルマ達成を目指します。マップ上には正義のヒーローが敵として巡回しており、戦闘員である主人公はまともに戦っても勝てないため、逃走しながらコソコソと悪事を働くステルス要素を含んでいます。

ステージクリア時の評価に応じて、主人公がカニやサボテンなどの「怪人」に改造される分岐システムを搭載。開発は『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のゲーム版を手掛けた六面堂が担当しており、同作に通じるシュールなギャグテイストやドット絵アニメーションを採用しています。

本作はオリジナル作品ですが、開発はゲーム版『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』シリーズと同じ「六面堂」が担当しています。コロコロコミック的な不条理ギャグや、独特の挙動を見せるドット絵演出など、両作品には共通した作風が見受けられます。

絶体絶命でんぢゃらすじーさん (関連ソフト)