『どうぶつ島のチョビぐるみ2 タマちゃん物語』は、2004年にゲームボーイアドバンス向けに発売されたコミュニケーション型シミュレーションゲームです。本作は、前作『どうぶつ島のチョビぐるみ』の続編として開発されており、新たな主人公「タマちゃん」を中心に、島での生活や仲間との交流を描いた物語が展開されます。プレイヤーは、プロフィール入力やイベント達成を通じて、個性豊かな「チョビぐるみ」たちを呼び集めていきます。

ゲームには、前作からの要素に加えて新規ミニゲームやイベントが多数追加されており、より多彩な遊び方が可能となっています。特に「お手伝い」システムでは、島の住民から依頼を受けて行動することで、報酬やパズルピースを獲得することができます。これらのピースを集めることで、隠された要素やキャラクターが解放される仕組みが導入されています。

また、ゲーム内では「ともだち手帳」や「チョビぐるみ図鑑」などの記録機能が搭載されており、収集した情報を自室で閲覧することが可能です。登場するチョビぐるみは前作を超える数が収録されており、通信機能による交換や連動要素は未実装ながら、単体でも十分なボリュームを備えています。全体として、前作の世界観を踏襲しつつ、遊びやすさと収集要素の強化が図られたタイトルです。