『DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU II』は、北米で2003年6月17日にInfogrames(現ATARI)より発売され、日本では2004年7月23日にバンプレストから『INTERNATIONAL』版として登場したアクションRPGです。シリーズ第2作目にあたり、前作『THE LEGACY OF GOKU』のシステムを大幅に強化し、続編『BUU’S FURY』へと繋がる構成となっています。発売後は、ゴールドカプセル収集やナメック星人救出などのサイドクエストが話題となり、ミスター・サタンを操作可能にする隠し要素や、セル編以降のエピソードを補完するイベントも追加されました。
『DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU II』は、見下ろし型の2Dフィールドを舞台に、プレイヤーが悟飯、ピッコロ、ベジータ、トランクス、悟空を操作しながら、人造人間編からセルゲーム編までの物語を追体験するアクションRPGです。物語は未来の悟飯が人造人間に敗れる場面から始まり、プレイヤーは悟飯として地球を守る戦いに身を投じます。各キャラクターは超サイヤ人や融合による変身が可能で、変身中はステータスが強化される一方、エネルギーの消耗が激しくなります。
戦闘では、かめはめ波や魔貫光殺砲、バーニングアタックなどの必殺技を駆使し、敵を撃破します。その過程で、ステータス強化カプセルや装備アイテムを収集し、キャラクターの能力を自由に育成できます。加えて、スカウターによる敵情報の確認や、チャージ攻撃による連続技など、戦術的な要素が強化されています。セルやクウラ、タオパイパイなどのボス戦では、特定キャラクターの使用が求められ、レベル調整が攻略の鍵となります。
探索では、ドラゴンボールの収集やナメック星人の救出など、サイドクエストが豊富に用意されています。その過程で、ゴールドカプセルを25個集めることでワールドマップへの瞬間移動が可能となり、探索の効率が向上します。また、各キャラクターをレベル50まで育成することで石像を獲得でき、全員分を集めるとミスター・サタンが使用可能となります。物語は、セルゲームの決着後に未来へ戻ったトランクスが17号・18号・セルを倒すイベントで締めくくられ、原作の補完的な展開が描かれます。
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