『ビーストシューター めざせ闘獣王!』は、獣型ユニットを召喚して戦う“カード×シューティング融合型バトルゲーム”です。
本作は、コナミが展開したオリジナルIP「ビーストシューター」シリーズのゲームボーイアドバンス専用タイトルで、2002年10月31日に国内発売されました。プレイヤーは“ビーストシューター”として、獣型ユニットを召喚・強化しながら、闘獣王を目指してバトルを繰り広げます。ジャンルは一見カードゲーム風ですが、実際の戦闘はシューティング形式で展開され、召喚した獣を操作して敵を撃破するアクション性の高い構成です。
ゲームは「ストーリーモード」「対戦モード」「育成モード」などで構成され、獣の種類や属性、進化ルートによって戦術が大きく変化。獣は「炎」「水」「雷」「風」などの属性を持ち、相性によってダメージ倍率が変動します。育成では経験値によるレベルアップのほか、アイテム合成や進化分岐も搭載されており、「この進化、見た目も性能も別物では…?」と驚く変化も。
バトルは2D視点のシューティング形式で、敵弾を避けながら攻撃を当てる操作が求められます。召喚獣ごとに攻撃方法や移動性能が異なり、ステージごとの地形や敵編成に応じた使い分けが重要。一部ステージではボス戦もあり、巨大獣との一騎打ちが展開されます。通信対戦には非対応ですが、獣の収集・育成・進化・攻略といったやり込み要素が充実しており、繰り返し遊べる設計です。
現在では中古市場でプレミア価格(¥5,000〜¥10,000)が付くこともあり、GBA後期の隠れた育成バトル系タイトルとして再評価が進んでいます。
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