『モンスターズ・インク』は、ディズニー/ピクサー製作の同名大ヒット映画の世界を忠実に再現した横スクロールアクションゲーム。2002年03月1日にトミーからゲームボーイアドバンスで発売され、映画の日本公開(2002年3月2日)に合わせたメディアミックス作品としてリリースされました。

プレイヤーは心優しいモンスター「サリー」を操作し、人間の女の子「ブー」を元の世界へ送り届けるため、モンスターシティや雪山などのステージを駆け回ります。ゲームの目的は、各ステージに散らばった「ドアのかけら」をすべて集め、ブーを帰すためのドアを修復することです。道中に立ちはだかる敵モンスターに対しては、パンチやキックではなく「吠えて驚かせる」ことで気絶させるという、原作の「怖がらせ屋」という設定を活かしたユニークな攻撃アクションを採用しています。

開発はアクションゲームの老舗であるナツメが担当しており、キャラクターの滑らかなアニメーションや丁寧なドット絵描写が高く評価されています。相棒のマイクもサポート役として登場し、映画のストーリーを追体験しながら、アクション初心者でも楽しめる程よい難易度で構成された良質なキャラクターゲームです。

『モンスターズ・インク』は、2001年に公開されたディズニーとピクサー製作の長編フルCGアニメーション映画を題材にしています。子どもたちの悲鳴をエネルギー源とする「モンスター・シティ」を舞台に、悲鳴集めのエリート「サリー」と相棒「マイク」が、迷い込んだ人間の女の子「ブー」との交流を通じて、世界の秘密に迫るハートフルな冒険物語です。

モンスターズ・インク(映画)