『幽霊屋敷の二十四時間』は、呪われた屋敷からの脱出を目指す人間側と、侵入者を撃退する幽霊側の双方の視点を体験できる対戦型トラップノベル。2002年01月24日にグローバル・A・エンタテインメントからゲームボーイアドバンスで発売されました。
物語の発端は、オカルト好きな女子高生・柏原唯、体力自慢の三谷宏和、霊感少女レスリー・ドイルの3人が、森の奥にある洋館へ足を踏み入れるところから始まります。プレイヤーは彼らの中から一人を選び、館に仕掛けられた無数の罠や悪霊の妨害を回避しながら、24時間以内の脱出を目指します。移動や探索を行うたびに時間は経過し、恐怖体験によって体力と精神力が削られていくため、リソース管理が生存の鍵を握ります。
本作の真価は、一度ゲームをクリアした後に解放される「幽霊モード」にあります。このモードではプレイヤー自身が館の主「カンバラ」となり、屋敷に迷い込んだ人間たちに対してトラップを配置し、恐怖のどん底に陥れて撃退することを目的に行動します。通信ケーブルを使用すれば、脱出側3人と幽霊側1人に分かれた非対称型の対戦プレイが可能となり、追う者と追われる者の心理戦を楽しめます。
本作は、後に『南の海のオデッセイ』などをリリースするグローバル・A・エンタテインメントの「トラップノベル」シリーズ第1弾です。サウンドノベルの形式を取りながら、ボードゲームのような戦略と対戦要素を融合させた実験的なシステムが高い独自性を生み出しています。
Betrayal at House on the Hill (ボードゲーム)













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