バンゲリングベイはアメリカのブローダーバンドが制作したシューティングゲーム。
日本ではハドソンが移植し約100万本を売り上げました。その後、任天堂がアーケード版を開発するなど、内容はともかくファミコン世代の人ならだいたい知ってるんじゃないかってイメージ。
そんなバンゲリングベイですが、その世界観を共有するゲームが発売されていました。
知っている人も多いのだろうけど、何度も遊んだ馴染みのあるゲームもバンゲリングベイの舞台のひとつだった事に驚き、自分が知りたいのもあり記事にしてみました。
ストーリー
198X年、突如カリブ海に現れた謎の次元侵略者「バンゲリング帝国」は、カリブ海一帯を地球の空間から隔離した。内部から脱出する事も、外部から侵入することも不可能な異次元空間に取り残されたアメリカ第2艦隊は、謎の発光現象によりバンゲリング帝国の尖兵と化してしまう。
いまやカリブ海は地球侵略用兵器の生産拠点へと改造され、多数の航空機や陸上兵器、最新鋭のQ型戦艦などが人類に牙を剥こうとしていた。
司令官ジミー・ハーディーの迅速な判断により、唯一バンゲリング帝国の支配を逃れた最新鋭空母「R・レーガン」は、ただ一隻でバンゲリング帝国への反撃を開始。わずかに5機のみ残された新型攻撃ヘリがバンゲリング帝国の拠点を破壊する為に飛び立った。
ゲームの内容に関してはこちらをどうぞ!
バンゲリングベイ
バンゲリングベイと同じ世界線であるゲームは以下になります。
ゲーム内容については、リンク先の記事を参照してください。
ロードランナー
バンゲリング帝国に強奪された金塊の奪還
チョップリフター
バンゲリング帝国に捕まった捕虜の救出劇
どちらも遊んだことはありますが、1番の驚きは「ロードランナー」です。
元は副題に「バンゲリング帝国の逆襲」として付いていたらしいが、ハドソンから発売されたファミコン版ロードランナーは記載無し。
説明書にも記載が無かったみたいなので、単純に穴掘りして金塊を取ってクリア的なイメージしてました。
敵キャラも宇宙人なのかなって勝手な想像してました。
予断的な内容ではあるが、バンゲリングベイは本当に○ソゲーなのだろうか?
・高度なテクニックを要求と地味な内容
自機の操作が特殊(左右で旋回、上下でスピード調整)で、これはラジコン的な操縦法らしく非常に難しい。
また、撃てる弾は一発づつ。偏差射撃(銃砲の射撃において、移動している目標に対して、その少し前を狙って射つ射法)のテクニックも必要。内容的にも地味でマニア向けなイメージが強い。
・宣伝方法
ファミコン版を開発したハドソンは、小学館の「月刊コロコロコミック」と連携し大々的に広告。
コロコロと言えば小学生を対象とした漫画雑誌。ファミコンブームもあり宣伝効果は抜群、さらに高橋名人も広報担当だったらしい。
相当な数が売れたと思います。
ただ、先述の通り難解な操作性でマニア向けの内容。普通に単調でつまらないゲームとして終われば良かった!?かもしれませんが、それに火に油を注ぐように小学生に売りまくってしまったのが痛かった。ファミコンゲームを何本も気軽に買える子なんて少数でしょう。そんな時にバンゲリングベイを掴まされてしまったのは・・・
そして、○ソゲーとしてみなさまの記憶に残ってしまうのでありました。
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