『井上涼子〜ラストシーン〜』は、2001年11月8日にドリームキャスト向けに発売された恋愛アドベンチャーゲームです。
本作は『ROOMMATE』シリーズの完結編として位置づけられ、ヒロイン・井上涼子との同居生活の終幕を描く作品です。プレイヤーは涼子との日常を過ごしながら、会話や選択肢を通じて関係性を築いていきます。シリーズの特徴だったリアルタイム連動システムは廃止され、通常のアドベンチャー形式に再構成。これにより、物語の演出やテンポが強化されています。
ラストシーンでは、涼子がアメリカへ旅立つ直前、空港で主人公に別れのキスを交わす感動的な場面が描かれ、机の中に残された写真が彼女との思い出を象徴する演出として印象を残します。限定5,000本の「D-DIRECT」専売タイトルで、占いや花言葉、音楽鑑賞などのモードも収録。
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