『NBA 2K1』は、2001年3月29日にセガから日本国内で発売されたバスケットボールゲームです。対応機種はドリームキャストで、NBA公式ライセンスを取得し、2000-2001シーズン当時の全29チーム・全選手が実名で登場します。開発はVisual Concepts、発売はSega Sportsブランドで行われました。シリーズ第2作にあたり、前作『NBA 2K』からグラフィックや操作性、モード構成が大幅に進化しています。
本作の大きな特徴は、シリーズで初めてオンラインマルチプレイに対応したことです(ドリームキャストのモデムを使用)。また、NBA公式アリーナでの試合に加え、「The Cage」「Rucker Park」「Franklin Park」「Goat Park」といった実在の有名ストリートコートでプレイできる“ストリートモード”が初登場しました。これにより、公式戦とは異なるカジュアルかつスピーディーな試合展開も楽しめます。
ゲームモードはエキシビション、シーズン、プレイオフ、フランチャイズ(複数年運営)などを搭載。選手の動きはモーションキャプチャーでリアルに再現され、AIも改良されており、チームごとの戦術や選手のプレースタイルがより忠実に表現されています。実況や観客の歓声などの演出も強化され、臨場感が向上しました。
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