『グラウエンの鳥籠』(グラウエンのとりかご)は、1日に1分一話ずつ1年365日かけてネットで放送するというインターネットドラマ。全365話で、主演は吉野紗香で、企画は秋元康。
ネットでドラマを見るという視聴形態がまだ確立されていなかった時代に、あえて1日1分という限度を設けることで話題性と共にパソコンのスペックに限定されない提供を実現した作品。主人公に迫る危険に日々ハラハラさせられた視聴者にインターネット掲示板での真相解明や交流の場を用意。公式サイトのデータベースもストーリーに合わせて情報を小出しにして飽きさせない造りになっていた。
ドリームキャスト向けには、1999年9月30日より隔月で販売され計6作品をリリース。本編ドラマ以外に、インタビューやプレゼントコーナーなどを収録。
- グラウエンの鳥籠 Kapitel 1 「契約」
発売日:1999年09月30日
- グラウエンの鳥籠 Kapitel 2 「鳥籠」
発売日:1999年11月25日
- グラウエンの鳥籠 Kapitel 3 「陥穽(カンセイ)」
発売日:2000年01月27日
- グラウエンの鳥籠 Kapitel 4 「邂逅(カイコウ)」
発売日:2000年03月30日
- グラウエンの鳥籠 Kapitel 5 「贖罪(ショクザイ)」
発売日:2000年05月25日
- グラウエンの鳥籠 Kapitel 6 「戦慄」
発売日:2000年07月27日
グラウエンの鳥籠 ストーリー
女子高生の角田奈緒(吉野紗香)は親が借りてくれた「グラウエンハイム」という古いマンションで初めての独り暮らしをすることになった。引っ越しの当日、マンションへ向かうと次々と住人が引っ越してくる引っ越しラッシュだった。父親が借りてくれたその部屋は4階の8号室。住み始めると、隣の7号室に住む清水絵里子は何かに異常におびえていた。「どこかに指紋が着いたら、何かあったときに困る」と言っていつも手袋をしていて、「エレベーターは逃げ場がないから」と言って階段を利用していた。おまけに部屋のドアには4つもカギをつけていた。
そんなある日の夜中、何か変な音で目を覚ますが気にせずにそのまま寝てしまう。翌日、地下の喫茶店でカラスがうるさいと苦情があった。管理人兼喫茶店のマスターの前田からバイトの高村に屋上の確認とゴミを片付けてほしいとのことで奈緒と高村が屋上へ向かうと…そこには…
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※ゲーム情報の一部はWikipediaやIGDBを参照し生成されたAIによる記事になります。内容が誤って居た場合でも公開されている場合があります。確認しながら修正中。なにかありましたら、コメントを残してくれると助かります。
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