1992年3月20日にアスミックから発売されたスーパーファミコン専用ソフト『超攻合神サーディオン』は、太陽系を舞台に繰り広げられる、激しい戦いと感動的な叙事詩を描いた作品です。

物語は、太古の太陽系第四惑星「火球」から始まります。「超精神」「超科学」「超自然」という三つの文明が、互いの優位性を主張し、無益な争いを続けていました。そんな中、二つの衛星を伴う「機械化惑星」が突如として空間転移してきます。この惑星の出現により、火球の三文明は滅亡の危機に瀕することになるのです。

危機を脱するため、三文明は初めて手を取り合い、それぞれの技術を結集。7体の「超攻アーマー」「サーディオン」を開発します。しかし、8000年の時が流れ、三惑星(かつての三文明)は再び争いを繰り返すようになります。その宙域に、再び惑星が空間転移してくるのです。

「NGC-1611」と名付けられたその惑星から、金属生命体が襲来し、三惑星への攻撃を開始。これに対抗するため、三惑星は各々が継承する技術を結集し、三機の「戦闘デバイス」を開発します。これらを合体させた三位一体の超攻アーマーによって、制圧された三惑星の奪回とNGC-1611の壊滅を目指すことになります。

しかし、戦闘デバイスの一機を失い、窮地に立たされたその時、見たこともない戦闘デバイスが出現。残された二機はこの戦闘デバイスと合体し、伝説の超攻アーマー、サーディオンへと進化します。サーディオンは圧倒的な戦力でNGC-1611の最深部へと到達し、最強の敵生命体との最終決戦に挑むこととなるのです。

本作には、ステージクリア、プレイヤーのライフが尽きる、または何らかの操作でステージから離脱すると自動的にセーブされる機能が搭載されています。セーブ後、再び電源を入れると、ステージセレクト画面からゲームを再開できます。また、セレクトボタンを押しながら電源を入れることで、ゲームデータを初期化することも可能です。なお、本作は日本国外では『Xardion』というタイトルで発売されました。