『シニガミ姫と異書館ノ怪物』は、日本一ソフトウェアが手掛ける“絵本シリーズ”の最新作で、2026年04月30日に発売予定のアドベンチャーゲームです。『嘘つき姫と盲目王子』『わるい王様とりっぱな勇者』に続き、人間と異形の交流をテーマにした物語が描かれます。

主人公はオペラ歌手の家系に生まれながら両親に見捨てられ、劇場の屋根裏で孤独に暮らす少女・モノ。彼女の唯一の心の支えである姉が“シニガミ病”に感染し、隔離施設「異書館」に収容されてしまいます。シニガミ病は生き物を絵本の姿に変え、やがて怪物へと“羽化”させる恐ろしい病気であり、国も治療を諦めた存在です。

モノは姉を救うため、伝説の怪物メェルと契約を交わし、異書館に隠された絵本を探す冒険へと踏み出します。人間嫌いで皮肉屋のメェルと少女モノの交流を通じて、心の救済と絆が描かれるダークファンタジー作品です。フィールドはモノクロを基調とした不気味で美しい世界観で表現され、プレイヤーは絵本の世界に干渉し“破壊”や“変形”を行う新しいゲーム体験を味わえます。

『シニガミ姫と異書館ノ怪物』は日本一ソフトウェアによるオリジナル作品で、“絵本シリーズ”の流れを継ぐ新作です。人と異形の交流をテーマに、絵本的な表現とダークファンタジーを融合させた独自の世界観を構築しています。

嘘つき姫と盲目王子