『栄光のセントアンドリュース』は、ゴルフ発祥の地であり「聖地」と崇められるオールドコースを舞台にした、超リアル志向の本格ゴルフシミュレーションゲーム。1996年11月29日にNINTENDO64版がセタから、1997年8月28日にPlayStation版が小学館プロダクションから発売されました。

本作は、スコットランドに実在する「ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース」のオールドコース全18ホールを、当時の最新技術で忠実に再現した作品です。最大の特徴は、ゲーム的なデフォルメを一切排し、実際のゴルフ中継を見ているかのようなリアルな景観と挙動を追求している点にあります。プレイヤーは、気まぐれな風、うねるフェアウェイ、そして「ヘル(地獄)」と恐れられる深いポットバンカーといった、あるがままの自然と対峙します。

NINTENDO64版は同ハード初のゴルフゲームとしてリリースされ、3Dスティックをクラブに見立てて弾くアナログ操作が導入されました。一方、PlayStation版では、実写取り込みムービーによるコース紹介や、キャディによる詳細なアドバイス機能が強化されています。両機種とも、派手な特殊ショットやBGMによる演出は極力抑えられており、風切り音や鳥のさえずりだけが響く中、一打一打に集中するストイックなプレイスタイルが求められます。全英オープンが開催される名門コースの難易度と格式を、家庭用ゲーム機で体験できるシミュレーターとしての側面が強い作品です。

本作の舞台であるセント・アンドリュースは、600年以上の歴史を持つ世界最古のゴルフ場の一つであり、全英オープン(The Open)の開催地として知られています。「神が創りたもうたコース」と称されるそのリンクスコースは、自然の地形をそのまま活かした設計が特徴です。ゲームを通じてリンクスゴルフの奥深さに触れた方には、実際のコースを撮影した美しい写真集や、ゴルフの歴史と精神を綴った書籍が、その魅力をより深く知る手助けとなります。

セント・アンドリュース(ゴルフの聖地・関連書籍)

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