「ブレインデッド13」は、ReadySoftが開発し、日本ではココナツジャパンエンターテイメントが1996年10月10日にセガサターン向けに発売したインタラクティブムービー型のアクションアドベンチャーゲーム。北米では1995年12月15日に初リリースされ、3DO、PC、PlayStationなど複数プラットフォームで展開されたが、日本ではセガサターンのみで発売。プレイヤーはコンピュータ修理技師ランス・ガリオンを操作し、悪の科学者Dr.ネーロ・ニューロシスが支配する不気味な城を探索する。ゲームはフルアニメーションの映像で進行し、映画のような没入感が特徴。レーザーディスクゲームの形式を採用し、特定のタイミングで正しいコマンドを入力しないと即死する「覚えゲー」かつ「死にゲー」として知られる。

物語は、ランスがニューロシスの世界征服を阻止するため、城内で次々と襲い来るモンスターやトラップを回避しながら進む内容。アニメーションは高品質だが、タイミング厳密な入力要求と高い難易度が特徴で、プレイヤーは試行錯誤を繰り返す必要がある。Xやウェブでは「怪作」として語られ、独特のグラフィックと過酷なゲーム性が話題に。ゲームの雰囲気はホラーコメディ調で、敵キャラのデザインやユーモアが一部でカルト的な人気を集める。