『ホーンテッドカジノ』は、魔女たちが支配する洋館で魂を賭けたギャンブルに挑む、探索型アダルトテーブルゲームです。
プレイヤーは謎の館「ホーンテッドカジノ」に迷い込んだ主人公として、魔女ディーラーたちとブラックジャック・ポーカー・ルーレットなどのテーブルゲームで勝負します。勝利することで相手の「ソウル(魂)」を奪い、最終的に全ての魔女をカードに封印することが目的です。敗北すると自身のソウルが減少し、ゼロになるとゲームオーバー。ソウルはHPに相当し、館内の探索や映像閲覧にも消費されます。
館は3階建てで、各階に3人の魔女が待ち構えており、勝利することで次の階への鍵を入手。最上階ではラスボス「ジュピーヌ・クインティーナ」が待ち受け、3種のゲームから任意に選んで挑戦可能です。勝負に勝つと魔女の衣装が段階的に変化し、最終的に全裸となった状態でカード化されます。カードは1階の映写室で使用することで、静止画やムービーを閲覧可能。ただし、コイン消費が必要で、セーブは自動かつ1箇所のみ。電源を切るとデータが消える仕様のため、慎重な進行が求められます。
セガサターン版はCD-ROM3枚組で構成され、各階層ごとにディスクを入れ替える設計。移動は一人称視点で、探索中のロード時間が長く、操作説明が極端に少ないなど、独特の仕様が話題となりました。キャラクターデザインは永田太氏が担当し、魔女たちは神話や幻獣をモチーフにした“魔物娘”として描かれています。
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