『ガンダムブレイカー4』は、2024年8月29日にバンダイナムコエンターテインメントからNintendo Switch、PlayStation 4/5、Steam向けに発売された創壊共闘アクションゲームで、開発はクラフト&マイスターが担当しました。シリーズ第6作にあたり、『3』以来7年ぶりのナンバリング新作として登場し、従来の「創る」「戦う」に加えて「魅せる」を加えた三位一体のゲーム性が最大の特徴です。
本作では、プレイヤーは仮想空間「GUNPLA Battle Blaze: Beyond Borders(GBBBB)」のβテストに参加するビルダーとして、自分だけの“俺ガンプラ”を制作し、ミッションや対戦に挑みます。ストーリーは『3』から6年後の世界を舞台に、SDガンダム使いのタオ、初心者のリンらとクランを結成し、謎の少女リリンや最強のプレイヤー「マイスター・ジン」らと交錯する青春群像劇が展開されます。
ゲームシステムは、頭・胴・腕(左右別)・脚・バックパック・武器(左右別)・シールド・ビルダーズパーツの全11部位を自由に組み合わせるカスタマイズが可能で、左右異なる武器による「二刀流アクション」や、連続撃破による「ブレイクコンボ」、覚醒による強化などが導入されています。敵ガンプラを倒すことでパーツをドロップし、アビリティやカートリッジを厳選するハクスラ的な要素も強化されました。
新要素として「ジオラマモード」が実装され、背景・エフェクト・オブジェクトを自由に配置して“俺ジオラマ”を制作・共有することが可能です。オンラインでは最大3人までの共闘プレイに対応し、クラン機能やビルド投稿、称号システムなど、コミュニティ要素も充実しています。
登場機体は250機以上にのぼり、『鉄血のオルフェンズ』『Gのレコンギスタ』『ビルドファイターズ』『クロスボーン』『TR-6[ウーンドウォート]』など、TV・OVA・外伝・SD系を含む幅広い作品群が網羅されています。DLCでは追加ストーリーミッションやジオラマパックが配信され、特典機体「ガンバレルストライクガンダム(ガンダムブレイカーVer.)」なども実装されています。
演出面では、主題歌「ReBreak」(歌:BACK-ON×鈴木杏奈)や、戦闘中のボイス演出、巨大ボス戦、SDキャラの掛け合いなどが高く評価されており、シリーズの集大成かつ再出発作として位置づけられています。
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