「超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth」シリーズは、コンパイルハートが開発したRPGで、ゲーム業界を擬人化した女神たちが活躍する「ゲイムギョウ界」を舞台にした作品群。以下、Re;Birth1から3までのNintendo Switch版(2024年5月23日発売)について、個別に説明する。

超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1
2013年にPS Vitaで初リリースされた「超次元ゲイム ネプテューヌ」(2010年、PS3)のリメイク。主人公ネプテューヌ(声:田中理恵)が記憶を失い、四人の女神(ネプテューヌ、ノワール、ブラン、ベール)が支配する世界で冒険を繰り広げる。ターン制バトルでは、フィールド上での自由な移動とコンボや必殺技を組み合わせた戦略が特徴。オリジナルからシナリオはほぼ変わらず、新規イベントやCGを追加し、戦闘システムは「神次元ゲイム ネプテューヌV」の改良版を採用。Switch版はグラフィック最適化と快適な操作性を実現。

超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth2 SISTERS GENERATION
2014年にPS Vitaで発売された「神次元ゲイム ネプテューヌmk2」(2011年、PS3)のリメイク。主人公はネプテューヌの妹ネプギア(声:堀江由衣)で、姉や他の女神たちを救うため、ゲイムギョウ界の危機に立ち向かう。ストーリーは前作よりシリアスで、複数のエンディングが用意されている。バトルシステムはRe;Birth1をベースに、キャラクターメイクや装備のカスタマイズが強化。追加シナリオや新キャラクター(ケイブや5pb.など)が登場し、ファンサービスも豊富。Switch版では操作性やロード時間が改善。

超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 V CENTURY
2014年にPS Vitaで発売された「神次次元ゲイム ネプテューヌV」(2012年、PS3)のリメイク。主人公は再びネプテューヌで、1980年代風の別次元「ゲイムギョウ界」に飛ばされ、新たな冒険を始める。ストーリーはマルチディメンションをテーマに、歴代キャラクターやパロディが多数登場。バトルシステムは前作を継承しつつ、「ステラのダンジョン」などのサブコンテンツが追加。リメイクプランでストーリー改変も可能。Switch版は高解像度化と安定したフレームレートが特徴。

3作とも、ゲーム業界やコンソールを擬人化したキャラクターデザインとユーモア満載の会話が魅力。Switch版は2024年5月23日に同時発売され、個別販売のほかトリプルパックも提供。PS Vita版からグラフィックや操作性が向上し、携帯モードでのプレイに最適化されている。公式サイトやXでは、発売時にキャストコメントやプロモーション動画が公開され、シリーズファンの間で話題に。

※動画はネプテューヌ Re;Birth123 トリプルパック