『Gravity Circuit(グラビティ・サーキット)』は、80年代から90年代の往年のコンソールゲームへの深いリスペクトと、現代的なハイスピードアクションを融合させた2Dプラットフォーマーアクション。2023年11月30日にオーイズミ・アミュージオからPlayStation 5およびNintendo Switchで発売されました。かつて世界を救った英雄でありながら、不思議な力「グラビティ・サーキット」を操る孤高の戦士カイが、再び動き出した宿敵・ウイルス軍の野望を阻止するために戦場へと舞い戻ります。知性あるロボットたちが暮らす未来世界を舞台に、懐かしくも新しいドット絵ビジュアルで描かれる、熱き鋼鉄の魂の物語が幕を開けます。
遠距離射撃が主体の古典的なアクションとは一線を画し、拳と足技による近接格闘を主軸に据えたバトルスタイルは、プレイヤーに常に敵の懐へと飛び込む勇気を求めます。フックショットを駆使して天井をスイング移動したり、スタンした敵を掴んで投げ飛ばし周囲を巻き込んだりと、縦横無尽な立体機動と格闘を組み合わせたコンボが爽快感を生み出します。敵を倒してエネルギーを溜め、強力な「バーストスキル」を叩き込んでボスを粉砕するカタルシスは格別であり、単なる懐古趣味に留まらない、洗練されたアクションの手触りを実現しています。
特筆すべきは、ステージの隅々に隠された「市民の救助」が、単なる収集要素ではなくキャラクターの強化に直結している点です。助けた市民から得られるトークンを使って「ブースターチップ」を購入・装備することで、二段ジャンプや攻撃範囲の拡大といった新たな能力を獲得でき、プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能となります。チップの組み合わせによる戦略性と、何度でも挑戦したくなる絶妙なレベルデザイン、そして戦いを彩る疾走感あふれるサウンドが、2Dアクションゲームの純粋な楽しさを再確認させてくれます。
開発元のDomesticated Ant Gamesは、本作がデビュー作となるインディーデベロッパーですが、その完成度の高さで世界中のアクションゲームファンを驚かせました。本作のインスピレーション元となった『ロックマン』シリーズや、90年代のアクションゲームの美学に興味を持った方は、当時のゲームデザインを解説した書籍や、名作タイトルのアーカイブを紐解くことで、本作に込められた熱いオマージュの数々をより深く理解することができます。
R20 ロックマン&ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス













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