『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA』は、長編伝奇ビジュアルノベル『月姫 -A piece of blue glass moon-』の世界観を基に、キャラクターや設定を一新して制作された2D対戦格闘ゲーム。2021年9月30日にディライトワークスからPS4/Switch/XboxOneで発売されました。本作は、2000年代に同人ゲームからアーケードへと発展し一時代を築いた『MELTY BLOOD』シリーズのリブート作にあたります。物語は、新たなデザインと設定で描かれる総耶市を舞台に、吸血鬼のアルクェイドや代行者のシエル、そして直死の魔眼を持つ遠野志貴といった異能者たちが、それぞれの目的を抱いて夜の戦いに身を投じる導入で始まります。
ゲームの目的は、弱・中・強の攻撃ボタンと防御用のシールドを駆使して対戦相手の体力をゼロにすることです。プレイヤーは、攻撃を当てて「マジックサーキット」ゲージを溜め、超必殺技「アークドライブ」などを放って大ダメージを狙います。本作の核心は、攻撃ボタンを連打するだけで華麗な連続技が繋がる「ラピッドビート」システムと、新要素「ムーンシステム」の融合にあります。月の満ち欠けを表すムーンアイコンを消費して繰り出す強化必殺技「ムーンスキル」や、一時的に身体能力を強化する「ムーンドライブ」が、攻守の駆け引きをよりスピーディーかつアグレッシブなものへと進化させています。
本作の最大の特徴は、開発を手掛けるフランスパンによる職人芸とも言える緻密なHDドット絵アニメーションと、原作者である奈須きのこ氏が書き下ろしたキャラクターごとのストーリーです。『Fate』シリーズから参戦したセイバーや、リメイク版『月姫』で初登場したヴローヴなどの新キャラクターたちが、画面狭しと動き回りながらフルボイスで掛け合いを繰り広げます。また、通信遅延を感じさせない「ロールバック方式」のネットコードを採用しており、離れたプレイヤー同士でもオフライン対戦に近い感覚で読み合いを楽しめる環境が確立されています。
本作のベースとなったリメイク版『月姫』の本編であり、アルクェイドやシエルといったヒロインたちの物語や、吸血鬼と魔術師たちが織りなす壮大な世界観を原点から体験できる作品です。
月姫 -A piece of blue glass moon-













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