『ワールズエンドクラブ』、2021年5月27日にイザナギゲームズから発売されたNintendo Switch対応のサスペンスパズルアクションゲーム。『ダンガンロンパ』の小高和剛氏と『極限脱出』シリーズの打越鋼太郎氏という、アドベンチャーゲーム界の巨匠たちがタッグを組み、デスゲームの定石を覆す少年少女たちの冒険と成長を描いた意欲作となっています。

物語は、全国の落ちこぼれ小学生が集められた「ガンバレ組」の修学旅行中に起こったバス事故から始まります。目覚めた海底遊園地で、謎のピエロに命がけの「フェイトゲーム」を強要される彼らですが、それは物語の序章に過ぎませんでした。地上へと脱出した彼らを待っていたのは、人類が消失し廃墟となった日本列島。鹿児島から東京を目指し、12人の子供たちによる過酷で賑やかな1200kmの日本横断の旅が幕を開けます。

ゲームは、シナリオを読むアドベンチャーパートと、キャラクター固有の能力を駆使して進む横スクロールのアクションパートで構成されています。「物を投げる」「火を吹く」「体を硬くする」といった個性豊かなスキルを使い分け、立ちはだかる障害や謎の巨大生物を突破していきます。デスゲーム特有の疑心暗鬼から一転、ロードムービーのような瑞々しい青春群像劇へとシフトする展開は、プレイヤーの予想を鮮やかに裏切ります。

竹氏によるポップなキャラクターデザインと、二転三転する驚愕のシナリオ。世界の終わりのその先で、子供たちが何を見つけ、どう絆を深めていくのか。友情と希望をテーマにした、新しいジュブナイルストーリーです。

本作は、トゥーキョーゲームスが企画・シナリオを手掛けた完全オリジナル作品です。『ダンガンロンパ』シリーズなどで知られる小高和剛氏がクリエイティブディレクターを、『極限脱出』シリーズの打越鋼太郎氏がシナリオを担当し、デスゲームというジャンルを逆手に取った「少年少女の友情と冒険」を描く物語として制作されました。

ワールズエンドクラブ