『セインツロウIV』は、2013年に発売されたシリーズ第4作で、ギャングのリーダーがアメリカ大統領となり、スーパーパワーでエイリアンと戦うという破天荒な設定が特徴のオープンワールド型アクションゲームです。

2013年8月にPC/PlayStation 3/Xbox 360向けに発売された『セインツロウIV』は、Volitionが開発し、Deep Silverが発売した『Saints Row』シリーズの第4作です。日本ではスパイク・チュンソフトがローカライズを担当し、2014年1月23日に国内版が登場しました。ジャンルは「オープンワールドクライムアクション」で、前作『セインツロウ ザ・サード』の続編にあたります。プレイヤーはギャング「サード・ストリート・セインツ」のリーダーとしてアメリカ合衆国の大統領に就任し、突如襲来したエイリアン「ゼン帝国」との戦いに巻き込まれます。

本作の舞台は、ゼン帝国によって構築された仮想空間「バーチャル・スティールポート」。プレイヤーはこの空間内でスーパーパワーを駆使し、超人的な移動や攻撃を行いながら、エイリアンの支配から人類を解放することを目指します。シリーズの特徴である過激なユーモアと自由度の高いカスタマイズはさらに強化されており、衣装・武器・乗り物・スキルなどの多彩な要素がプレイヤーの個性を反映します。

2015年にはPS4/Xbox One向けにDLCを完全収録した『セインツロウIV リエレクテッド』が発売され、2020年にはNintendo Switch版も登場しました。これらのバージョンには、スタンドアロンDLC『ギャット・アウト・オブ・ヘル』も同梱されており、シリーズファンにとっては“究極版”とも言える内容です。