『ミツバチ シミュレーター』は、小さなミツバチの視点から広大な世界を見下ろし、コロニー(群れ)の存続を懸けて冒険するアクションアドベンチャーゲーム。2020年04月23日にオーイズミ・アミュージオからPlayStation 4およびNintendo Switchで発売されました。舞台はニューヨークのセントラルパークを模した「ハニーパーク」。プレイヤーは働きバチとなり、美しい花々が咲き乱れる公園を自由に飛び回りながら、女王バチの命令に従って蜜を集めたり、外敵から巣を守ったりするミッションに挑みます。
広大な公園を飛び回り、レアな花を見つけて花粉を採集し、巣へ持ち帰るというミツバチの日常業務がゲームの基本となります。しかし、自然界は危険に満ちています。ライバルとなる他のハチとのレースや、獰猛なスズメバチとの決闘など、アクション要素の強いイベントも発生します。戦闘はリズムに合わせてボタンを入力する独自のシステムを採用しており、反射神経だけでなく正確なタイミングが求められます。また、仲間に行き先を伝える「8の字ダンス」を踊ったり、人間や動物たちと(時には針を使って)干渉したりと、小さな身体をフル活用した多様なアクティビティが用意されています。
特筆すべきは、エンターテインメントとして楽しみながら、現実のミツバチの生態や環境問題を学べる教育的な側面です。ゲーム内には「ミツバチ図鑑」などのデータベースが充実しており、彼らが自然界で果たしている重要な役割について知識を深めることができます。また、画面分割による最大2人の協力・対戦プレイモードも搭載されており、家族や友人と一緒にレースや花粉集めを競い合うことで、ミツバチの世界をより身近に感じられる作りとなっています。
開発元のVarsav Game Studiosは、ポーランドを拠点とするデベロッパーです。本作は「自然との共生」をテーマにしており、環境保護へのメッセージも込められています。ミツバチの社会性や驚くべき能力に興味を持った方は、昆虫学者が書いたミツバチの生態図鑑や、養蜂をテーマにしたドキュメンタリーなどを参照することで、ゲーム内で描かれた行動の意味をより深く理解することができるでしょう。













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