『スーパー・ストリート: The Game』と『スーパー・ストリート: Racer』は、2019年11月14日にケムコよりそれぞれPlayStation 4およびNintendo Switch向けに発売された、アメリカの人気チューニングマガジン「Super Street」公式のストリートレーシングゲームです。両作ともジャンクカーを改造して最速を目指すというコンセプトを共有しながら、対応機種に合わせた仕様の違いが存在するスピンオフ関係のタイトルです。

『スーパー・ストリート: The Game』は、PS4向けに開発されたオンライン対応のアーケードレーシングゲームで、最大4人までのオンライン対戦が可能です。80以上のコースを収録し、ドリフトやニトロを駆使したハイスピードなレースが展開されます。公式ライセンスを受けた70以上のブランドから数百種のパーツが登場し、ガレージでのチューン＆ドレスアップが楽しめます。リアルなクラッシュ表現や迫力ある演出も特徴です。

一方、『スーパー・ストリート: Racer』は、Switch向けに最適化されたローカルプレイ重視の作品で、2画面分割による対戦プレイに対応しています。コース数は66とやや少なめですが、Joy-Conを片方ずつ使って手軽に対戦できる点が魅力です。映像表現や操作系もSwitchに合わせて調整されており、家族や友人と気軽に楽しめる設計となっています。

両作とも、ジャンクカーから理想のマシンを作り上げる過程がゲームの核となっており、チューニング文化への没入感と達成感を味わえる内容です。プレイヤーの好みに応じて、オンラインで競い合うか、ローカルで盛り上がるかを選べる点もユニークです。

両作品は、アメリカの自動車チューニング専門誌「Super Street」をベースにしたゲーム作品で、誌面で紹介されるカスタムカー文化をゲーム内で再現しています。実在ブランドのパーツが登場し、リアルな改造体験が可能です。