『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』は、2019年11月1日にセガよりNintendo Switch向けに発売されたスポーツアクションゲームで、任天堂のマリオシリーズとセガのソニックシリーズが夢の共演を果たすクロスオーバー作品の第6作にして最終作です。東京2020オリンピックを舞台に、実際の競技をベースにしたイベントや、シリーズならではの“ドリーム競技”を通じて、最大4人までの対戦・協力プレイが楽しめます。

本作の大きな特徴は、現代の東京2020年競技に加えて、1964年の東京オリンピックを再現した「東京1964年競技」モードが収録されている点です。このモードでは、画面がドット絵風に切り替わり、マリオとソニックたちがそれぞれ初代作品の姿で登場。レトロな演出とともに、当時の競技を再現したユニークな体験が味わえます。

ストーリーモードでは、クッパとDr.エッグマンが開発したレトロゲーム機にマリオとソニックが吸い込まれてしまい、1964年の東京を舞台に脱出を目指すという展開が描かれます。一方、現代の東京ではルイージとテイルスが彼らを救うために奔走し、2つの時代を行き来しながら物語が進行します。

競技は100m走、サーフィン、空手、スケートボード、スポーツクライミングなどの新種目を含む20種以上が収録されており、Joy-Conを使った体感操作やボタン操作など、プレイスタイルに応じた遊び方が可能です。さらに、マリオやソニックの世界観を活かした“ドリーム競技”では、現実にはないギミック満載の競技が展開され、シリーズらしい遊び心が光ります。