『ひぐらしのなく頃に奉』は、昭和58年の雛見沢村で起こる連続怪死事件と、そこから派生する数多の平行世界を描いたサスペンスアドベンチャーノベルの決定版。2018年7月26日にエンターグラムからNintendo Switchで、2019年1月24日にはPlayStation 4で発売されました。
本作は、過去に家庭用ゲーム機で発売された『ひぐらしのなく頃に粋』までの全19シナリオを収録した上で、新たに4つのシナリオを追加した集大成的な作品です。新規収録されたのは、シリーズの原点とも言える舞台劇の脚本をゲーム化した「雛見沢停留所」、OVA作品の続きを描く「ひぐらしアウトブレイク~神姦し編~」、そしてコミカルな「罰恋し編」などです。これにより、収録シナリオ数は全23本、音声ワード数は約12万語、テキスト量は原稿用紙換算で約10MB分という、単体のノベルゲームとしては類を見ない圧倒的なボリュームを実現しています。
システム面では、PlayStation 4およびNintendo Switch(TVモード)の高解像度出力に対応し、フルHD画質で鮮明なグラフィックを楽しめるようになりました。また、膨大なシナリオを効率よく読み進めるための機能として、共通ルートを短縮して各シナリオへ直接ジャンプできる「ルートナビ」なども搭載されています。クイズゲーム「クイズオヤシロショック Ver .2018」も収録されており、シリアスな惨劇から砕けたバラエティ要素まで、ひぐらしワールドの全てを網羅したライブラリとして機能します。
本作に追加された「雛見沢停留所」は、まだ『ひぐらし』というタイトルが決まる前に、竜騎士07氏が舞台脚本として執筆した幻の作品です。女子高生・梨花と後輩・魅音のやり取りなど、本編とは異なるキャラクター設定や展開を含むこの物語は、後に漫画化もされています。ここでは、そのコミカライズ版を紹介します。ゲームの立ち絵とはまた違ったタッチで描かれる「原点」の物語を読むことで、雛見沢という舞台がいかにして生まれたのか、その萌芽を感じ取ることができるはずです。
雛見沢停留所 ~ひぐらしのなく頃に原典~ [コミック]













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