『信長の野望・創造』は、シリーズ30周年記念作品として制作され、戦国時代の日本を舞台に全国統一を目指す歴史シミュレーションです。全国一枚マップ制を採用し、内政・外交・軍事がシームレスに進行。城や拠点を結ぶ街道や海路を活用し、補給線や進軍ルートを意識した戦略が求められます。合戦はリアルタイム制で、複数部隊を同時に指揮する「多面作戦」により、広域戦略と局地戦術を組み合わせた戦いが可能です。
2014年2月22日にPS4版、同年5月29日にPS Vita版、6月12日にクラウドゲームサービス「G-cluster」版が発売されました。2014年12月11日にはPC・PS3・PS4向けに『信長の野望・創造 with パワーアップキット』が登場し、史実・仮想を含む新シナリオや「戦国伝」、500人以上の追加武将、朝廷外交、新施設建設などが追加されました。さらに、複数の軍団長を束ねる「新軍団システム」や、複数勢力をまとめる「連合」コマンド、刷新された会戦マップなどにより、戦略性と自由度が大幅に拡張されています。PS Vita版パワーアップキットは2015年5月28日に発売され、クロスセーブに対応しました。
2017年3月3日にはNintendo Switch版パワーアップキットが発売され、これはNintendo Switch本体と同時発売されたローンチタイトルの一つです。発売初期から据え置き・携帯の両スタイルで本格的な戦国シミュレーションを楽しめる作品としてラインナップされ、ハードの立ち上げ期における注目ソフトの一つとなりました。
戦国立志伝
NHK大河ドラマ『真田丸』との公式コラボで、ドラマ準拠の真田幸村や大坂城CGを実装。
『信長の野望・創造 戦国立志伝』は、2016年3月24日にWindows、PlayStation 3、PlayStation 4、PlayStation Vitaの4機種で発売された「信長の野望」シリーズ第14作にあたる作品です。前作『信長の野望・創造 with パワーアップキット』をベースに制作され、シリーズで初めて「武将プレイ」を全面的に採用しました。これにより、従来の大名プレイだけでなく、一介の家臣や浪人としての人生を歩み、出世や独立を目指すプレイスタイルが可能になっています。
収録シナリオは、戦国時代最終盤の「大坂の陣」を含む全21本(うち1本は特定条件で解放)で、登場武将は『創造PK』からさらに200名以上追加され、総勢2000名以上に達しました。これにより、戦国時代のほぼ全ての著名武将を網羅し、『創造』シリーズの集大成といえる内容になっています。
また、本作はゼネラルプロデューサー・シブサワ・コウが3D地図監修を務めた2016年NHK大河ドラマ『真田丸』と公式コラボレーションを実施。ドラマの美術デザインを基にした真田幸村や大坂城のCGモデルがゲーム内に登場し、史実と映像作品の世界観を融合させた演出が楽しめます。
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