『BIOMUTANT(バイオミュータント)』は、文明崩壊後のポストアポカリプス世界を舞台に、遺伝子変異によって進化したケモノたちが冒険を繰り広げるオープンワールド・アクションRPG。日本ではまず2021年05月25日にTHQ NordicからPlayStation 4、Xbox One、PCで発売されました。その後、2022年09月06日にはPlayStation 5とXbox Series X|S版が、2024年05月14日にはNintendo Switch版が発売され、幅広いプラットフォームで展開されています。疫病が大地を蝕み、世界の生命線である「生命の樹」が巨大な捕食者たちに脅かされる中、プレイヤーは放浪の剣士となり、対立する部族たちを統一、あるいは征服しながら、世界の運命を決定づける旅に出ます。

ゲームプレイは、剣術、射撃、そしてミュータント能力(超能力)を組み合わせた「ワン・フー」と呼ばれるマーシャルアーツ・スタイルで戦うアクションが中心です。プレイヤーはキャラクター作成時に、遺伝子構造を操作することで外見やステータスを自由にカスタマイズできます。例えば、腕力を重視すればマッスルボディに、知力を重視すれば頭が大きな姿になり、テレキネシスや電撃といったサイキック能力が強化されます。広大なオープンワールドは、徒歩だけでなく、メカ、ジェットスキー、気球、さらには騎乗動物など多彩な乗り物を使って縦横無尽に探索することが可能です。

本作の独自性は、シリアスな世界設定とコミカルな演出が同居する独特の空気感にあります。物語はすべて「ナレーター」による語り部形式で進行し、会話や状況説明が童話のような口調で語られます。また、武器や防具のクラフトシステムが非常に充実しており、道端で拾ったガラクタやパーツを組み合わせて、リボルバーやライフル、チェーンソー剣といった自分だけのオリジナル武器を作成できます。プレイヤーの選択によって「光」と「闇」のオーラが変化し、ストーリーの展開や習得できるスキル、そして世界の結末が大きく分岐する自由度の高さも魅力です。

開発元のExperiment 101は、『ジャストコーズ』シリーズの開発に関わったスタッフによって設立されたスウェーデンのスタジオです。文明崩壊後の世界で動物たちが独自の社会を築くという設定は、SF映画やコミックなどで人気のあるテーマです。本作のようなポストアポカリプスとケモノの融合に魅力を感じた方は、名作SF映画『猿の惑星』シリーズなどを鑑賞することで、異種族が支配する未来世界のリアリティや社会構造についてより深く思索を巡らせることができます。
猿の惑星:創世記(ジェネシス) (Blu-ray)

駿河屋あんしん&らくらく買取