名称 | Cuphead |
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ジャンル | アクションシューティング |
発売元 | Studio MDHR |
発売日(配信日) | 2020年07月30日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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「Cuphead」…その名を聞けば、誰もがまず思い浮かべるのは、古き良きカートゥーンアニメーションの世界だろう。1930年代のアメリカンアニメを彷彿とさせる、手描き風のグラフィックは、ゲーム黎明期を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に映るはずだ。しかし、見た目の可愛らしさに油断してはいけない。このゲーム、実はかなりの手ごわさなのだ。
主人公カップヘッドとマグマンの兄弟が、悪魔との取引によって背負わされた借金返済の旅に出るという、どこかブラックユーモアの漂うストーリー。この物語を彩るのが、個性豊かなボスキャラクターたちとの激しいバトルだ。まるで往年のアニメを見ているかのような、コミカルな動きと表情豊かな演出は、見ているだけでも楽しい。さあ、あなたもこの独特な世界に飛び込んでみないか?
「Cuphead」の魅力は、その見た目だけではない。ゲームシステムもまた、他の作品とは一線を画すユニークなものだ。特筆すべきは、その難易度の高さだろう。ボス戦が中心で、敵の攻撃は容赦なく、一瞬の油断も許されない。まるでアーケードゲーム全盛期を彷彿とさせるような、硬派なゲームバランスなのだ。
何度もリトライを繰り返しながら、敵のパターンを見抜き、攻略法を見つけ出す。その過程こそが、「Cuphead」の醍醐味なのだ。クリアした時の達成感は、他のゲームでは味わえない特別なものがあるだろう。
本作の最大の特徴とも言えるのが、その徹底的に作り込まれたグラフィックとサウンドだ。1930年代のアニメーションを忠実に再現するため、手描きアニメーションはもちろんのこと、フィルムのノイズや色褪せまで再現されている。まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえるのだ。
また、ビッグバンドジャズを中心としたサウンドトラックも、ゲームの雰囲気を盛り上げる重要な要素だ。軽快な音楽から、緊迫感のある音楽まで、シーンに合わせて変化するBGMは、プレイヤーを飽きさせない。音楽を聴いているだけでも、当時の雰囲気が伝わってくるだろう。
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