1993年にファミリーコンピュータで発売された落ち物パズルゲームは、ゲームボーイ、スーパーファミコンにも移植され、任天堂から発売されました。開発はトーセが担当しています。

本作は、ブロックピースの形状や操作方法、ゲームフィールドの概念、そしてゲームオーバーの条件など、基本的な部分は『テトリス』シリーズを踏襲しています。しかし、ブロックの消去方法を中心としたゲームルールは大きく異なり、独自のゲーム体験を提供します。

ゲームに登場するブロックは、赤・青・黄の3色(ゲームボーイ版では白・黒・灰色)で構成されています。フィールドには最初から「固定ブロック」が配置されており、さらに、各色に対応した光る「フラッシュブロック」が3つ設置されています。

ブロックは同じ色を縦か横に3個以上並べることで消去できます。特徴的なのは、フラッシュブロックを消すと、フィールド内にある同じ色の固定ブロックが全て消える点です。全てのフラッシュブロックを消すことが、ステージクリアの条件となります。また、同じ色のブロックを6個以上並べて消した場合、フィールド内にある同じ色の移動ブロックが全て消えるという要素もあります。