名称 | うしおととら 深淵の大妖 |
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ジャンル | RPG |
発売元 | ユタカ |
発売日(配信日) | 1993年07月09日 |
機種 | ファミコン |
年齢区分 |
藤田和日郎の原作漫画「うしおととら」を題材としたファミコン用RPGゲーム。章ごとに分かれた形式で、アドベンチャーパートで事件やイベントをこなしながら進めていきます。
戦闘パートはドラクエ風なオーソドックスなタイプ。
各章ごとにエンディングが用意され、事件やイベントの事後説明と、次章への予告が展開。
むかし、むかし、そう今を遡ること500年もむかし。
雲に乗り、雷をまといて暴れる魎(もののけ)があったことよ。
妖怪は中国から渡りし時の名で「字伏」とも、また「長飛丸」とも呼ばれた。
体長四メートル余りの虎に似たこの魎は、稲妻を好み、動作俊敏にして、狡猾。退治する方法これなく、人々はいたいけな赤子までも食らうこの妖怪に恐怖したという。しかし、さしもの妖怪にも最後の時が訪れた。旅の男が持っていた一本の槍でな…。
それは長い死闘だった。妖怪と旅の男の戦いは四日と四晩続き、ついに五日目、旅の男は手にした破邪の槍“獣の槍”で妖怪を自然石に縫い止めた…が、さすがの男も、化物をそこにはりつけるのが精一杯だった。人々はその自然石の上に寺を建てた。その妖怪を見張るために………。
「その状は悪、その性は凶。“獣の槍”はずるる時、再び人々を食らい恐怖をまき散らす」
ある日、蔵の掃除をしていた俺は、その地下で“獣の槍”に縫いつけられた不思議な妖怪を見つけたんだ。そして、その槍を抜いたのが、そもそもの始まり。“獣の槍”によって不思議な力を得た俺と、大妖怪とらとの奇妙な関係がスタートしたんだ。さあ、妖気漂う冒険の旅へ出発!
主な登場キャラクター
蒼月潮
ひょんなことから伝説の“獣の槍”を手に入れた好奇心旺盛な中学2年生。500年間も“獣の槍”にはりつけにされていた大妖怪「とら」と化物退治の冒険を繰り広げる。
とら
蒼月家のご先祖様に“獣の槍”で封印されていた大妖怪。いつか潮を食べてやろうと狙っていたが、しだいに奇妙な友情が芽生え、化物退治の手助けをする。
中村麻子
潮の幼なじみ。元気印100%の活発な女の子。いつも潮にキツイつっこみを浴びせるが、それもこれも、気持ちを素直に出せない複雑な恋ごころが理由だったりする。
井上真由子
潮の幼なじみであり、麻子の大親友。潮と麻子の仲にヤキモキしながら、潮に淡い恋心を抱いていたりもする。
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