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2025/4/13

【PS4】Return of the Obra Dinn

【PS4】Return of the Obra Dinn
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ゲーム情報

タイトルReturn of the Obra Dinn
ジャンルミステリー
パブリッシャー3909 LLC
発売日2019年10月21日
対応ハードPlayStation 4
レーティングCERO C
提供形態ダウンロード版
特徴1bitモノクロ表現/死亡推理ADV/全60名の運命を特定/時を遡る“モメント・モーティス”/高評価インディー
『Return of the Obra Dinn』は、『Papers, Please』で知られる Lucas Pope が手がけた一人称視点の推理アドベンチャーで、PS4版は2019年10月に発売された。1803年に消息を絶った商船“オブラ・ディン号”が突如漂着し、プレイヤーは東インド会社の保険調査員として船内を調査し、乗員・乗客60名全員の“生死と運命”を特定することが目的となる。ゲーム全体が1bitモノクロの独特なビジュアルで描かれており、古いPC画面のような質感がミステリアスな雰囲気を強めている。
調査の鍵となるのは、死の瞬間を再現できる懐中時計「モメント・モーティス」。船内で発見した遺体に触れることで、その人物が死亡した瞬間の“静止した空間”へ入り込み、周囲の状況や会話、位置関係を観察できる。プレイヤーはこの断片的な情報をもとに、誰が誰で、どのように死んだのか、あるいは生き延びたのかを推理していく。名前・役職・国籍・人間関係・行動パターンなど、あらゆる要素を手がかりに論理的に結びつける必要があり、推理ゲームとしての難度は高いが、その分ひらめいた瞬間の快感は格別。
物語は時系列順ではなく、プレイヤーが調査する順番によって断片的に明らかになっていく構成になっている。海難事故、反乱、怪物との遭遇など、オブラ・ディン号で起きた出来事は多層的で、全員の運命が複雑に絡み合っている。誰がどこにいたのか、どの声が誰のものなのか、どの武器を使ったのかなど、細かな観察が真相解明の鍵となる。推理が進むほど、船で何が起きたのかという全体像が少しずつ浮かび上がり、最後には壮大な物語が一本の線としてつながる。
本作はその革新的なゲームデザインと緻密な推理体験が高く評価され、多くのゲーム賞を受賞した。アクション要素はなく、完全に“観察と推理”に特化した作品で、論理的に物事を組み立てるのが好きなプレイヤーには強く刺さるタイトルとなっている。独特のビジュアルと静かな緊張感が漂う世界で、60名全員の運命を解き明かす唯一無二のミステリー体験が味わえる。

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