『eFootball ウイニングイレブン 2020』は、ウイイレシリーズ第24作目として2019年に発売されたサッカーゲームであり、タイトルに「eFootball」が加わった初の作品です。本作では、eスポーツへの本格的な対応を意識した設計がなされており、オンライン競技性を高める新モード「Matchday」が導入されています。また、アンドレス・イニエスタ選手の監修による「フィネスドリブル」など、テクニカルな操作性が強化され、狭いエリアでの駆け引きが可能となっています。
ゲームモードは「マスターリーグ」「myClub」「ビカム・ア・レジェンド」などが搭載されており、マスターリーグでは監督アバター制や記者会見・選択肢分岐などの新要素が追加されています。myClubでは、選手の初期レベルがLv1に変更され、育成要素が強化されました。さらに、クラブのスポンサー背景画像をエディット可能となり、演出面でもカスタマイズ性が向上しています。Lite版(基本プレイ無料)も配信され、主要モードの一部が無料で体験可能です。
ライセンス面では、UEFAチャンピオンズリーグとの契約が終了した一方で、Jリーグ(J1・J2)、中国スーパーリーグ、タイリーグなどの新規ライセンスが追加されました。プレミアムパートナー契約クラブとして、FCバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントスなどが登場し、実名選手やスタジアムが忠実に再現されています。実況はジョン・カビラ氏、解説は北澤豪氏が担当しています。
コメントを追加